ローリーとふしぎな国の物語 ~プログラミングとアルゴリズムにふれる旅

Twitterの宣伝で知り、面白そうだったので購入。

対象年齢10歳以上で「コンピュータが出てこないコンピュータ科学の入門書」とのこと。
主人公のローリーが不思議な世界で旅をしながら、いつの間にか問題を解く力を身につけていく。

初めて読んだときに、あまりに奇抜な名前のキャラクターが多く登場するため、少しの間積読状態であった。
その名前が、この世界を少しでも知っている人が「おや?」と思うような名前で、これは何が言いたいのだろうと深読みしてしまったからだ。
(本書の最後に解説が書かれており、あまり気にしなくても良かったが。)

一方で、子供の視点ではスムーズに話が入ってくると思われ、この本の本来の意味としては全く問題がない。

この本を通し、幼少時代に「いかにして問題を解くか?」の考え方を見について、物事を見ることができていたなら、
今よりもはるかに感性豊かだったに違いない。