精霊の箱 下: チューリングマシンをめぐる冒険

下巻を読了。

本作はチューリング機械以外にも記憶装置の話や暗号の話も含まれおり
題名以上の知識を得ることができた。

ストーリーについても、前作と比較にならない話の展開となっており
上下巻で一本のストーリーとなっている点で飽きずに読むことができた。
前作の登場人物や出来事が多く使われている点もファンにはたまらない。

とくに前作で扱われていた「万能機械で認識されない言語」について、
停止問題と合わせて再度解説されており、すっきりと理解することができた。