SpresenseをLPC-Link2とOpenOCDでデバッグしたいのにlocalhost:3333: Operation timed out.

SpresenseでOpenOCDを接続したいのにGDB server接続できない。 【理由】メインボードと拡張ボードが浮いていた!? (上から押しつけたらカチっと嫌な音。その後、無事にlocalhost:3333が立ち上がった)【確認方法】 拡張基板側をUSB接続してみて、青ランプが…

第29回高専プロコンに参加した話

全国高等専門学校プログラミングコンテストに参加しに徳島まで行ってきました。 概要 今年の高専プロコンは「競技アイデア部門」という競技部門の新しい競技コンペがありました。 その参加枠は現役高専生だけでなく、OB、教員、協賛企業でも参加可能。 参加…

自動人形の城(オートマトンの城): 人工知能の意図理解をめぐる物語

概要 王子はいつもイライラしていた。誰も自分のことを理解していないことに。 そんなある日、見知らぬ道化師から命令に忠実に従い動作を行う「自動人形」の存在を知る。 しかし自動人形と人間には大きな違いがあり。。。 所感 著者の最新刊が発売されたので…

働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える「人と言葉」

Twitterを見てまんまと たまたま著者の宣伝ツイートが目に止まり、即決購入。 自分は著者の「白と黒のとびら」「精霊の箱」が大好きである。 人に分かりやすく伝えることにかなり気を使っているので、飽きずに読めるからだ。(台風の日にピッタリ!) 本書は…

Unity:SetColorがBuildした後動かなかった話。

問題 モデルをSetColor関数を使用して、動的に色を変更したとき、UnityEditor上のテスト動作時は問題がなかったが、Windows向けビルドした際に表示が行われなかった。 プレイヤーが攻撃したら色が変わるはずだったのに・・・。 流れ (1) 下記サイトにて_EMIS…

人工知能はどのようにして 「名人」を超えたのか?―――最強の将棋AIポナンザの開発者が教える機械学習・深層学習・強化学習の本質

この手の本が出版されると読まずにはいられない。本書は将棋ソフトPonanzaの製作者の方による「現在の人工知能と未来」についての本。 「○○からの卒業」という各章によってソフトウェアがあらゆる壁を乗り越えていった過程と予測が記されている。以下、ネタ…

ゲンロン0 観光客の哲学

山積みの技術書を消化していこうと思ったGWだったが早速脱線。 Twitterで話題?の「ゲンロン0 観光客の哲学」が良いという話を聞いて、流れるがままに購入。本書は既存の人文学を現在の2017にアップデートをするために 新たに「観光客」という要素を加えてい…

なっとく! アルゴリズム

オープンソースカンファレンス TOKYO に行った時に数%引きセールになっていたので衝動買い。本書は王道のアルゴリズムを多くの図を使って説明する。 王道のアルゴリズムとは「ソート」「再帰」「クイックソート」「ハッシュテーブル」「幅優先探索」、 「ダ…

万能鑑定士Qの事件簿

以前に後輩さんからオススメしてもらったシリーズ。 もう2年近く経過し、やっとシリーズを読破した。自分は知らなかったが、かなり有名な本らしいので概要は省略する。このシリーズの特徴として「読みやすさ」があると思う。 私自身、本を読むのはあまり得意…

電気自動車の“なぜ”を科学する―だれもが抱く素朴な疑問にズバリ答える!

電気自動車について学ぶ導入本。電気自動車のよくある疑問にも答えているが、 一方、設計やバッテリに関する仕組みについてもわかりやすく説明されている。 日産自動車の協力で作られた本だけ有り、技術的な内容の正しさが保証されていて嬉しい。ただし、ほ…

Graphic Recorder ―議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書

人と情報を齟齬なく共有することは難しい。日程やプロジェクト情報を共有することを目的とした会があるが、 すべて内容を参加者全員に伝えることは大変だ。また、意見を集めて結論を導く会議であっても 立場の違う参加者全員が同じ情報を共有し、アイディア…

NHK 100分 de 名著 ルソー 『エミール』 2016年 6月

NHKの「100分de名著」という番組がある。 自分は読書が苦手なので、名著の概要や考え方を100分(25分番組x4)で伝えるこの番組は素晴らしい。最近は殆ど見れていなかったが、たまたま拝見し(おそらく再放送)、「一般意志」というキーワードが出てきたので、 …

ローリーとふしぎな国の物語 ~プログラミングとアルゴリズムにふれる旅

Twitterの宣伝で知り、面白そうだったので購入。対象年齢10歳以上で「コンピュータが出てこないコンピュータ科学の入門書」とのこと。 主人公のローリーが不思議な世界で旅をしながら、いつの間にか問題を解く力を身につけていく。初めて読んだときに、あま…

レベルデザイナーになる本 ー夢中にさせるゲームシーンを作成するー

ゲームは15分毎にプレイヤーを驚かせなければいけない本書はゲームの開発過程を辿りながら人を魅了するゲームの作り方について語られている。 「レベル」とは「ゲームの中の空間と環境」という意味で使用される。自分は”ゲームの難易度”のデザイン本と考えて…

機械より人間らしくなれるか?: AIとの対話が、人間でいることの意味を教えてくれる

仕事関係の本を図書館であさっていたときに発掘。 「機械より人間らしくなれるか?」という題名にそそられて借りてみた。毎年、最も人間に近い人工知能を意味するローブナー賞をかけたコンテストがある。 各AIはチューリングテストにより審査員と「会話」を…

ソフトウェア見積り 人月の暗黙知を解き明かす

昨年に評価リーダーをやった際に、まともな見積もりが出来ずにPMに迷惑をかけてしまったので、 本書を読むことにした。自分は技術者でスケジュールに関しては無頓着なので、全力でやればなんとかなると思ってしまう。 結果、工数を少なく見積もってしまい…

今年の反省

今年の一番の個人的出来事はやはり「転職」だったと思う。 そしてこの転職して良かったことでここに記して置きたいことが「後輩」君 (※1) ができたことだ。 前の職場では自分の下に部下は居らず、初めて後輩が出来たのだ。 プロジェクトで一緒に作業していく…

マンガでわかる微分方程式

仕事で微分方程式のモデルを作ることになりそうだったので、 自分でも理解できる導入としてマンガでわかるシリーズを購入。Amazonの評価が高いのも頷ける分かりやすさだった。 微分方程式がなぜ必要なのかという点について、 しっかりと説明されていて、導入…

人工知能は碁盤の夢を見るか? アルファ碁VS李世ドル

アルファ碁に関する本を見つけたので購入。 本書は実際に試合を観戦し解説をしていた方が記載した本であり、 内容もその視点からとなっている。対局者に近い方が書いているだけあって、 試合前から5試合の間での棋士側の心境が記載されている。囲碁には詳し…

人工知能の作り方 ――「おもしろい」ゲームAIはいかにして動くのか

別の本を探しているときに、たまたま見つけて購入し、本日読了した。本書はゲームAIに特化した本であり、如何にユーザーを楽しませることができるか、 如何に自然な動きをさせることができるかと作り方を説明している。Amazonの評価を見て、少し敬遠していた…

不屈の棋士

『人工知能に追い詰められた「将棋指し」たちの覚悟と矜持』と帯宣伝があり 即購入した。本書では現役の棋士に対し、 「将棋ソフトは使用しているか」 「将棋ソフトを使用することに対してのメリット・デメリット」 「棋士の今後の存在意義は」 と言った聞く…

モデルベース開発 モデリング、プラント・モデル、コントロール・モデル

「モデルベース開発 モデリング、プラント・モデル、コントロール・モデル」をとりあえず読んだ。 とりあえずっと記載するのは物理?の知識が足りないため、本の半ばと後半はとばしてしまったため。 (ラプラス変換とかもう一度、勉強しなおした方がよさそう…

はじめまして数学 リメイク

Amazonの評価が高かったので購入、そして読了。Amazonの評価にもあった通り、対象年齢は中学1年生前後かと思われる。しかしながら本書は自然数から始まり、整数、虚数、分数にまで 数学の世界を拡張していく。印象的なのが分数より先に虚数について触れてい…

精霊の箱 下: チューリングマシンをめぐる冒険

下巻を読了。本作はチューリング機械以外にも記憶装置の話や暗号の話も含まれおり 題名以上の知識を得ることができた。ストーリーについても、前作と比較にならない話の展開となっており 上下巻で一本のストーリーとなっている点で飽きずに読むことができた…

精霊の箱 上: チューリングマシンをめぐる冒険

白と黒の扉の続篇の上巻が読み終わった。白と黒の扉から数か月後の世界ということで、 前回の登場人物が重要人物として登場している。 そのため、前作を読まないと、今作を100%楽しめないと思われる。 (事前に前作を読み直してよかった。)物語の展開がおも…

白と黒のとびら: オートマトンと形式言語をめぐる冒険

以前、借用して読んだ「白と黒のとびら: オートマトンと形式言語をめぐる冒険」を 続編がでるということで自分用に購入し、改めて読み直した。 (続編が出たことで人気?になりAmazonには中古品しかなく、紀伊書店にて購入。)魔法使いが○と●から成るシンプル…

棒の切り分け

棒の切り分け 問題 長さn[cm]の一本の棒を1[cm]単位に切り分ける。 ただし、一本の棒を一度に切れるのは一人だけ。 最大m人がいるとき、最短何回で切り分けられるか。 考え方 1回毎に以下の条件を考える。 * n本切り分けが完了していたら終了。 * 切り分け可…

流行りの関数型言語を勉強中(2)

挿入ソート 教科書の中の問題の解答。 例題をこなせば、それなりに作れるようになるようです。 (* 目的:あらかじめ昇順に並んでいる整数リスト(lst)と整数nを受け取ったら * 昇順となる位置にnを挿入したリストを返す関数 *) (* insert: int -> int list ->…

流行りの関数型言語を勉強中(1)

流行りの関数型言語を勉強中。最近流行りの某書籍をきっかけに関数型言語を学ぶことにした。 【言語】 上記教材を使うとOCamlという言語を使うことになる。 以前Haskellで挫折したので、新規言語は気分を切り替えて挑戦できる。 【進捗】 9章まで終了。 プロ…

ABC024_C問題

なんとか解けたので、久しぶりに更新。AtCoder社のAtCoder Beginner Contest(ABC)のC問題。 http://abc024.contest.atcoder.jp/良かった点 ・2次元配列を使わなかったので計算量が指数爆発せずに済んだ。悪かった点 ・ホワイトボード上での机上設計では別…